GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において彼女の内宇宙に生じた摂動

映画好きの方はタイトルを見て、「おっ?」と思うのではないでしょうか。元ネタを知らなくても、一体どういうゲームなんだと引き込まれるセンスです。

主人公キトゥンは黒猫のような姿をした生き物ダスティと共に世界の謎、自分の正体を探しにいくといった内容です。

こちらのゲームはPSVitaで発売されました。一般的なゲームはスティックを倒す事でカメラを動かしたりしますが、PSVitaにはジャイロセンサーが搭載されていてPSVita本体を動かすだけでカメラも連動して動きます。その特徴をうまく取り入れてるのがGRAVITY DAZEです。

GRAVITY DAZEでは主人公キトゥンが自分の周りの重力を操って空を飛び回ったり(公式では「空に落ちる」と表現されています。)地面を滑ったりします。その動作をスティック操作ではなく本体を動かす事で進行方向を決めるので、まるでキトゥンの目線になって浮遊しているようで本当に空を飛んでいる感覚に陥ります。もちろん重力を操作せずに地面に飛び降りる事も出来ますが、高所から落ちたときには本当に自分が落ちたかのようにお腹が浮いた感じがします。後にPS4版も発売されていますが、こちらもPS4コントローラーにジャイロセンサーが搭載されているので、PSVitaと同じ操作感のまま大画面で浮遊感を味わう事が出来ます。

操作性だけでなく、エピソードの始まりにはフレンチコミック風の導入部分があり、イラストで見るキャラクター達の表情がとても可愛いです。作中のキャラクター達の言語はフランス語風の架空の言語になっていてこれも面白いです。

今では当たり前になってきたオープンワールドゲームですが、空や地面を自由に飛び回れる爽快感はGRAVITY DAZEでしか体験出来ないものだと思います。是非遊んでみてください。