私がプレステを買ったきっかけになったゲームが、ファイナルファンタジー7です。
シリーズ初のポリゴンということで、すでに持っていた友人に見せてもらい大変興味をひかれました。
まず各キャラがかっこよく個性的なのでストーリーに入っていきやすいですね。
クラウドの、序盤無口でクールなところも良かったですが段々ギャグ要素が出たり精神崩壊して立ち直ったり
話を進めるにしたがってどんどん好きなっていきます。
時折入るCGも凝っていて、まず導入から引き込まれるのですが
主要キャラのエアリスが死んでしまうところなんかは感情移入して泣いてしまいました。
神殿までたどりつくのに相当苦労したので、エアリスが祈って次にどんなイベントが起こるのかと
良い展開を期待して油断したのですが、まさかセフィロスが上から降ってきてエアリスを刺してしまうとは…。
クラウドはその後精神崩壊に向かっていきますが私もそれくらい衝撃を受けました。
エアリスの髪からマテリアが落ちていく描写や、クラウドが泉にエアリスを葬るときのお姫様抱っこ、忘れられません。
エアリスの死も衝撃でしたが、同じくらい女性キャラのティファもいいキャラです。
二人ともクラウドとの恋愛フラグがあり、エアリスがいい雰囲気になるとちょっとティファを応援したくなりました。
ゴールドソーサーで二人きりになるイベントは、エアリスとティファどちらかを選んでしまうのが忍びなく
おっさんのバレットを選んだこともあります(もちろん女性2人を選んだ回も見ました)。
これだけキャラに奥行きがあるので恋愛イベントも入り込めるんだと思います。
もう一つの魅力として、脇役の濃さも重要です。
たまに出現するタークスのレノが一番のお気に入りなんですが、
このキャラのテーマBGMが流れるたび、レノが出る!とはしゃいでました。
強敵なのですがお茶目な所も多く描かれていて、相方ルードとのかけあいも絶妙でした。
レベルを上げたりボスを倒したりというメイン以外に、設定やサブイベントが作りこんであって
RPGの面白さを始めて強く感じたソフトです。
あと、忘れてはいけないのがBGM。
更に闘う者たちなど戦闘テーマも、レッド13の故郷の民族っぽい音楽などもかっこよく
ゲームでこんな迫力ある音楽が流れるんだ、とサウンドクリエーターを将来やってみようかと
頭をよぎるほど音楽に注目したゲームでもあります。
その後のファイナルファンタジーのCGレベルも格段に進んでいますが
その最初の革命的な部分を感じたゲームでした。